タイトルのまんまです。こういうのってある意味ラッキーチャンスだったりはするんですよ。もしかしたら液晶パネルは無事なんじゃないか?ってね。だとしたら部品代がグッと抑えられますからね。そんな淡い期待を抱きつつ。そうなったらいいなーくらいの気持ち半分で行ってみましょう。
お預かりしたのはちょい古めのdynabook。2015年2016年あたりのパソコンに古いという言葉を使うこと自体、少しためらってしまいますが。ふう、眩暈がするぜッ。。
付属のACアダプタはPA-1450-59。
PA5177U-1ACAじゃないんかい!と。そうですよね。気持ちはわかります。でもそっちじゃない。たぶん。
他のメーカーのアダプタで済ませたい人は19V=2.37Aに近い数字のものを選んでください。左右の数字を掛け合わせて45(W)を超えていれば大体オッケーです。
で、液晶パネルかそうじゃないのかは現場に行けばわかるって話なんで、一直線で現場を目指します。
基本の裏側から。見えるネジは全部やっつけちゃいましょう。たとえ無駄なネジだったとしても。
いきなりスペアの液晶ケーブルが映ってしまっていますが、まあそれは見えないことにしてもらって。
パカッとやればこの状態。パカッとには使い勝手の良いヘラみたいなのがお勧めなんですけどね、どこのものが良いかなんて簡単に言えるものじゃないんですよ。私の愛用は昔買った100均のガーデニングコーナーにあったヘラ。もうこのヘラには店頭では出会えないんでしょうねぇ。あったら1000円でもほしい。そんな逸品です。大事なのは手に馴染むかどうか。使ってて快適かどうか。値段じゃないんですよ、道具って。
気になる液晶ケーブルの状態は、なんとなーく千切れ気味になってるような見た目。巻きつけてある布が毛羽立ってる箇所がソレね。しかも画面の開け閉めで1番負荷が掛かる蝶番のところ(ヒンジ)だから、こりゃほぼ確定でしょ?
最悪パネル交換して白黒はっきりなんてと考えていましたが、現場の状況からすぐさま液晶ケーブルの調達に走って届いたのがこちら。どっちも新品ではないから、どっちが元型番かも分かりません。ごめーん。
とりあえず不完全な状態で映像チェック。画面の角度を何度も変えてみますが途切れることなく画面は映りっぱなし。バッチリっすね。
ただ、値段がグッと下がるのは部品代だけで作業代はパネル交換と変わりません。手間が変わらないんですよね。ご理解いただけるといいのですけど。修理屋さんなら分かってくれるよね?