電源は入るけど正常にたちあがってくれない、というご相談。オッケーイ。お話から察するときっと部品交換でしょう。また金額を連絡しますからそれで決めてくださいってことでお預かりすることに。いつもの流れですね。
状況確認
ACアダプタ型番はADP-65YH A。出力は19V=3.42Aです。
使えていたときも動きがすごく遅かったそうですから、ハードディスク(以下HDD)が怪しい。ていうか確定かな。取り出して確認すると不良セクタがボチボチあり。あとは交換してもそのまま直るかどうかがポイントなわけで。
ディスク修復
そのためにはハードディスクを直します。直すじゃなくて修復から。
クローン作業
修復が終わったら別のHDDにクローンします。1度壊れたものは修復したとはいえダメなHDDなのです。HDDは直らない。ここ重要。
修復がちゃんと出来ているおかげでNOエラーでコピー完了。良い調子です。
Windowsの修復
キレイにクローンが取れたHDDをパソコンに戻しスイッチオン。おぉ、フツーにWindowsさんが起動。スムーズすぎてちょいビビる。
見た目いつもと変わらないWindowsさんですが、中身はまだダメージがあるはずなので、元気になる言葉を掛けてやります。
SFCとかDISMとかそのへんを。大抵はこれで修復できます。
SSD化作業
へこたれていたWindowsが元気になったらあとはSSDに換えるだけ。HDDからSSDに交換する場合はクローンソフトを使いましょう。当店の定番はAOMEIさんとEaseUSさんです。
交換後にブルースクリーン事故が起きやすいみたいですけどね。中途半端なUSBの抜き差しが原因なんじゃないかと思うわけで。
再起動後にBIOS画面に入って電源を切る、そのあとUSBを抜く。これさえしっかりやれば、そんな事故は起きないはずです。
当店は最後の最後でSSDにする派。時間は掛かりますが、HDDのうちに全作業を終わらせておきたいのです。もうこのへんは宗教ですね。
これであと5年は戦えるでしょ。何事もなければ。
ご利用ありがとうございました。