メールでのお問い合わせ。
ここ最近、起動するのですが、15分くらいすると画面が消えます。電源ランプは点灯したままですが全く操作できません。強制終了して再度電源を入れるが、また15分くらいで切れます。
今回はお客様のメールをそのままコピペ。世間では今コピペが流行っているそうで。楽ですもんね!論文で使ったってしかたなし!
この症状からパッと思い浮かぶのが、熱暴走。あとはハードディスク、メモリときて、最後にマザー。この場合マザーボードは稀でしょうけど。
さて、お持ちいただいたのはSONYのVIAO VGC-LN70DB、OSはVista。
メモリを4GBまで増やせば、あと2年は戦えるPCです。2GBなのがなんとも惜しい。
とりあえず状況確認。熱が怪しいと思ってるので温度からチェックしていきます。
ふむふむ・・・60度ほど。結構高い。一体型だからか?
ハードディスクはというと
アウトー!
あきまへん。
熱かハードディスクか、どっちが主原因にしろ部品の交換は大前提ですから分解していきましょう。
VAIOの一体型に良い印象はないのですが
この機種は楽チン。
裏を剥げば
すぐにハードディスクさん。
今回の分解で1番気をつけなきゃいけないポイントとしては
長さがバラバラのネジくらいでしょうか。どこにはまっていたか、それさえ把握していれば事件は解決です。古畑任三郎でした。
今回のご依頼で気をつけないといけないポイントがもう1点。というか最重要。当店ではハードディスクの交換のみで、リカバリはお客様がされるということですから、ハードディスクには非AFTのものを選ばなければいけません。非AFTハードディスク、まだまだ製造してくれよー!
交換後はテスト用のVistaをインストールし動作確認。
長時間の稼動ももちろん問題なっしんぐ!
これで今回の原因はハードディスクに決まりでしょうね。熱暴走なら電源落ちるだろうし。
でも熱が高めなのはたしかなので
ここをしっかりクリーニングしておきました。おかげで50度手前まで下がった。けど夏はちょっと怖い気がすんだよなぁ・・・というところで。
ご利用ありがとうございました。