SONY VAIO type F VGN-FE32B/W 画面がうっすらとしか見えない 液晶パネル交換修理

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多いですね、最近。どうやらブログに載せれば増える傾向みたいです。バックライト交換だけは増えてほしくはありませんが。。(笑)

お持ちいただいたのは

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VAIOのVGN-FE32B/Wという機種。
2007年くらいのVistaマシンで動きも全体的にモッサリ。お客様には買い替えをお勧めしたのですが、どうしても使い慣れた環境を手放したくないということだそうで。決して私がバックライト交換修理をやりたくないわけじゃありません(笑)

仕方ありません。
やるっきゃない、バックライト交換を。どうみてもこの年式のノートPCはバックライト方式です。インバータが~、なんて言いますが、インバータの可能性なんて高くないわけでして。

まずは外枠から。

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注意点としては強力な両面テープが使われていること。
あとツメがハンパないです。絶対折れちゃいますから、もう気にせず折っちゃいましょう。

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パネルを取り出すと・・・
あまりみたことないパネルがじゃじゃーん。
ちなみにパネル型番はHITACHIの
TX39D30VC1GAA

こっからが正念場だー!と勇ましくバックライト目指して突き進んでいきますが

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この液晶パネル、えげつない。
構造がえげつなすぎる。

HITACHIの罠と格闘すること1時間、ようやくバックライト(蛍光管)までたどり着いた私がみたものとは・・・

写真ないんだよねー。
大事なとこなのにね。ごめんちゃい。

2灯式なのはケーブルからわかっていましたが、2本のバックライトの長さが違うでやんの。全国の修理屋さんは気をつけてもらいたいポイントです。え?知ってるって??

ライトの長さを測ると、当店で入手できるサイズじゃない。

ちーん。

しばしの放心状態。そのあと電話に手を伸ばしお客様にご連絡。
費用はあがってしまいますがパネル交換でないと難しいです、ごめんなさい。どういたしましょう?と。

それでもやってくれと続行指令が下ったので、ソッコーパネルを手配。中古なのはやむなしです。

見た目ぼちぼちのものが届いたところで

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バチコーンと交換。
スイッチオンで

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ビューティフォー!

ご利用ありがとうございました。