メールでご連絡、お持ちいただきました。割れちゃったんですって。画面割れって交換しかないんですよ。接着剤で、とか無理なんです。だから費用もそれなりに掛かるわけで。それを踏まえていってみましょう。
状況確認
確認もクソもありませんね。1枚目の写真のとおり。ACアダプタの写真はなし。理由は最後にわかります。
まずはバッテリーから。液晶交換=バッテリーと覚えておくと間違いないです。
面倒なら取り外さなくてもケーブルさえ抜けばOK。
分解作業
ここからが本番。パネルまで一直線で最短距離を目指します。
パネルをバラしやすいように上半身と下半身に分けます。そもそも分けないとパネルまでたどり着けないんですよ。
フレームのプラスチックはツメで止まってるだけ。
古い機種よりも新しい機種で、大体こうなります。
パキッとツメが折れたり。タイトな機種は特に。
この写真は意味はなんだったっけ?フレームは下側からいけ?違うなぁ。あっ、両面テープだ。黒い線のとこ。
ツメだけで止まってるって嘘言いましたね。両面テープだからドライヤーで、と安易にいかないほうがいいですよ、ここは。地道にメリッメリッといきましょう。パネルのひび割れが広がったところで、まあいいやって感じで行くしかないです。
液晶画面の枠を取っ払うとおしまい。じゃなくて、こっからもうひと悶着。
さすがにパネル本体の両面テープは強力なのが使われているので、ドライヤーの出番です。修理屋ならヒートガン。
画面の裏側からほどよく温めればスルッといくはず。
元パネルはN133HCE-GP1。
交換前の4枚おろしの状態。
パネル型番も分かったところで、最終見積りをご連絡。
しかしお客様は修理を見送られたのでこれにて作業はおしまい。キャンセル分は基本ブログに載せないんですけども、この型番の分解画像がネットになかったので、記録分として掲載することにしました。
誰かの役に立つといいなあ。流れだけでもね。