これまで快調に使えていたのに急に動きがおかしくなった、ということでお持ちいただきました。まあ、そうですよね。ハプニングというものは突然です。月9と同様に。「デバイスに問題が発生したため」うんぬんかんぬん。青い画面になるそうですよ。あぁ、なんとなく骨が折れそうだ。
状況確認
さあ、まずはACアダプタから。型番はFMV-AC343A(A13-090P2A)で、出力は19V=4.74A。2019年製にしては大きめのワット数ですね。
お客様のお話では、ブルースクリーンのタイミングはマチマチとのこと。ふーん、そうですか。取っ掛かりがほしいんで、とりあえずメモリから攻めてみることにしましょっか。
どうしてもUEFIブートが解除できないので、仕方なく人気が無いほうのMemtestで。たぶんアレですね、富士通の2020年前後からはCSMブートとかレガシーブートはなくなってんですよ。UEFI固定。だからMemtest86+が使えず。プラスも早くUEFIに対応してほしいなあ。。。
診断作業
2時間弱のメモリテストは異常なし。この間ブルースクリーンもなし。てことは・・・?
何気なしにSSDの型をみると、おやおや、Optaneじゃないですか。出たな悪魔め。てことは・・・?
Optaneメモリを確認しにいくと、そこにあるのはSSDだけ。お、でもSSDのシールにはOptaneの文字が。あーこれ一緒になってるやつだ。最悪。。。
この時点で、電源の入れ直しや各種チェックの間にブルースクリーンは何度となく発生しています。タスクマネージャーの観察中やネット閲覧中は当然で、ようこそ画面の手前、点々のくるくる画面でもブルースクリーンになる始末。たしかにこれは使い物にならない。
高速SSDのせいでブルースクリーンも超せっかちモードのため写真ナシ。タイミングもまちまち、内容もまちまちでしたが、INACCESSIBLE BOOT DEVICEが多かったイメージ。たまに内容が変わってiaStorA.sysが出たり。要はエラーメッセージも安定せずってことです。つーことはもうお分かりですね。
そんな、いつブルースクリーンが発生してもおかしくない中で、肝を冷やしながらOptaneを無効にしてみるわけです。
奇跡的に解除完了。すると、さっきまでのブルースクリーンの嵐がピタっとやんだじゃありませんか。やっぱりお前かブルータス。
このままOptane無効で使えないわけじゃない。けども、この中途半端さで修理完了にしてしまう怖さもある。あとで、やっぱりダメでしたが1番怖いわけで。
SSDのクローンと交換
というわけでSSDごと交換しちゃいましょう。交換前にデータをまるごとコピー。
512GBから500GBなのでソフトウェアクローンです。
終わればサクッと交換。このときの気持ち良さったら、そりゃもうね。
動作確認
あとはスイッチを入れて、つけっぱで放置。
なんせ5分もしないうちにブルースクリーンになってましたからね、確認も簡単ですよ。念のためネットなんかしちゃったりなんかして。うん、完璧。
ご利用ありがとうございました。