シンプルに「遅い」というパソコン。いってみましょう。つべこべ言わずに。行けばわかるさ、行くぞおー!イーチ、ニーイ、ダァー!!
状況確認
ACアダプタは小型軽量のPC-VP-BP124。出力20V=2.25Aの45Wです。
電源を入れるとメーカーロゴが出てきて
しばらく待っているといつものデスクトップに。
パソコンの状態をチェックするための必須アプリ、タスクマネージャーで様子を見てみるも、ずっとグラフは落ち着かない。30分経っても1時間経っても。なにやってんでしょうねぇ。まあいいや。
あとはお客様の申告どおり、エクセルワードを実行すると円がクルクル回って待たされる。書類が開くまでに時間が掛かりすぎる。などなど。ひっくるめると、ただただ「遅い」ってことですね。
今回は時間をたっぷりかけることが出来ませんので、もうやることに一直線です。ハードディスク(以下HDD)パソコンなので、HDDをやめます。HDDの遅さを補助するためのOptaneメモリも排除。つーか、アレです。犯人はこのOptaneメモリで間違いないんちゃうか?と。やってる途中で分かっちゃいました。
Optaneメモリの無効化と関連設定
どこで気付いたか?それはね、BIOSを眺めてあぁRAIDなのかと、僅かに反応しちゃうじゃないですか。
RAIDのサイズ感からOptaneか、と。クソの役にも立たないで有名なOptaneさんか、と。大体の修理屋さんなら、Optaneが付いてたらコイツ怪しいんすけど、となるのがOptaneさんの特徴なんです。言い切っちゃっていいでしょ。SSD全盛前夜の2016年~2019年くらいまでのパソコンによく見かける時限爆弾です。さわるな危険。
好き放題言ってますが、ちゃんと動いてるときは優秀なんでしょうよ。たぶん。知らんけど。
そんな優秀なOptaneメモリを無効に。効果を見定めたくてOptaneメモリを取り外す。すると、矢印のクルクル症状が緩和されたわけです。ここで、あーOptaneだったか、と。
動作確認しながら、不要になったOptane関連のアプリをコントロールパネルから削除します。特にIntel Optane Pinning Explorer Extensionsとか。
ちょいと分解
さあ、あとは大谷さんのように確信歩きでホームベースに返ってくるだけですね。勝利は約束されたようなもんです。
バラすポイントは特にないですよ。勢いと慎重さをバランスよくって感じでいきましょう。冷静と情熱の間に、みたいな。
スムーズにいけば御開帳。
ささっと使えないOptaneメモリをやっつけて、
HDDはSSDに。今回は同容量で合わせてます。
もちろん交換前にはクローンを取ってね。
動作確認
元に戻してスイッチオン。
見た目は変わりませんが、動きの面では確実に生まれ変わってます。スイスイっとね。
ご利用ありがとうございました。