Windows7から10にしようとしたら、途中自動的に再起動がかかって、そこから起動しなくなった。アップグレードに失敗したのかもしれない。中のデータが心配で・・・なんとかしてもらえないだろうか。
というご相談。アップグレードの途中でおかしくなった！ってたま～に耳にするんですけどね、いまだに私は遭遇したことがないんです。仕事柄何十回とアップグレードしているのに。確率的にはもうそろそろ出てきてもいいんじゃない？
まあそんな統計トークは置いとくとして。お持ちいただいたのは富士通のAH77/Hという機種です。Core i7でメモリ8GB。あと3年は余裕でしょう。高いパソコンって壊れなかったら最強なんですよ実は。
状況確認
えーっと。作業前にまずはデータの確保をしときましょっか。データ最優先ですから。なんせ7年経過したハードディスクが一番あやしいですからねぇ。
診断の結果は異常なっしんぐ。当てがハズレたと多少がっかりしつつも、データもバッチリ確保できたことだしヨシとしましょう。
さあて、安心してスイッチオン。ポチっとな。
お客様の言うとおり、トラブル解決ナビが出ますねえ。ふ～ん・・・ブートしない？
とりあえずそのまま進むとWindows7の回復オプションが表示されるのですが、なんとも変な感じになってますなあ。初めてみたよこんなの（笑）
なんとなくまだWindows7のままなのか？と思いWindows7のインストールディスクをチョイスしかけましたが、ここで一旦立ち止まる。
うーん・・・気軽に試しすぎてブート構成をメチャクチャにはしたくないしなあ。
ブート設定
思案の末、ディスクを突っ込んであれこれやるのはちょい待ちで。ブートでこけてるだけなんじゃ？と思い直し、何気なくBIOSを眺めてみる。
ありゃ？Windows Boot Managerが1になっていない。UEFIならBoot Managerがトップでしょ！と1にあげてやる。そしてEXIT。すると・・・
なんかキタァーーー！！
そのままアップグレードの続きが始まり
1時間後には数日越しでのアップグレードが完了しましたとさ。まあ、なんとなくスッキリしない気持ち悪さだったので、ここからさらにアップグレードしておきましたけどね。
いやー良い勉強になりました。ご利用ありがとうございました。
