画面表示がおかしい。使っているとほぼ紫色になる。たまにちゃんと表示されることもある。直るだろうか?
というご相談。直るかどうかは診てからお返事します!と高らかに宣言しお預かりすることに。みんな、パソコン修理屋を魔法使いか何かと勘違いしてるフシがあるからなあ。直せてないこともたまにあるんですよ!記事になっていないだけで。。。
お預かりしたのは富士通の高性能ノートパソコン。タッチパネル機種です。
状況確認
タッチパネルは修理は厳しいですよ~とかなんとか言っといて、実はなんちゃってタッチパネル機種だった今回のご依頼。やっぱ修理できますゴメンナサイとお客様にご連絡し、作業に取り掛かります。
まずはスイッチオン。画面はたしかに紫が強い。角度によっては・・・正常に映る場合があるみたいなことをおっしゃられていましたが、当店ではずっと紫状態でした。外部出力だと異常なし。
ということはやっぱり液晶パネルか。液晶ケーブルの可能性も捨てきれない微妙な症状ですけどね。まあパネルは使い回し効きますから、パネル→ケーブルの順でいきましょう。
パネル交換作業
方針が決まればあとは前進あるのみ。液晶パネル交換の肝はバッテリーの取扱いなので、まずはバッテリーをやっつけます。
2013年以降のパソコンはバッテリーの着脱もひと苦労なのです。つーか、触らせたくないんでしょうね。
メインのバッテリー周りが終われば、お次はサブのパネル交換。
今回使用したパネルはたまたま同じ型番でした。元も新もLP156WF4(SP)(H1)。ラッキー!
電源を入れると、うんバッチリ。
やっぱり液晶ケーブルは関係なかったですね。液晶ケーブルが原因だったことって・・・ほとんどないもん(笑)
ご利用ありがとうございました。