パソコンがすごく遅くて、あれこれやってみたけど全然よくならない。見に来てもらえないだろうか?
とお電話いただいたのですが・・・父さん妖気です!と私の危険センサーが反応しちゃったもんですから、なんとかお客様を説得しお持ちいただくことに。
お預かりしたのはNECの一体型、VN770/GS3EW。
一体型でしたし、ハードディスク濃厚でしたし、伺っておいて持って帰ると余計な費用掛かってしまいますし。でもあんまお手間取らせたくないしー!といろいろ悩ましいんですよ、行くか来てもらうかっていうのは。。。
マウスカーソルぐーるぐる
さて、お客様帰ったあとにじっくりー!と思ったのですが、お客様のリクエストで電源を入れて動きをみてみることに。ほんとはあまり電源は入れたくないのよ、ハードディスク濃厚の場合。
うーん・・・なにをするにもとにかく遅い。どこをクリックしてもカーソルがぐるぐる回ってる。CrystalDiksInfoさんでハードディスク状態を確認することすら過酷だったので、ソッコー分解に切り替えます。
NECの一体型は分解サイコー
まずは裏返してネジ穴確認。
隠しネジもなく本数も少ないネジを素直に外していくと、すぐにハードディスクさんちーす!
NECって田舎くさい、かっぺなイメージですが、修理屋にとっては最高に分解しやすいメーカーなんですよねぇ。ツメでバッキバキのVAIOや鉄板しこみまくりの富士通なんかとは比べ物になりません。一体型買うならNEC。YEAH!
軽度のハードディスク不良ならリカバリディスク不要
直にハードディスクを診断した結果は、もちろんアウト。リカバリディスクは作られていませんでしたが、まだパソコンが動いている状態ですからね、ハードディスクを複製してしまえばこっちのものです。
複製後、もしかしたらリカバリなしでいけるか!?とも思いましたが、どうも動きがあやしいのでお客様に初期化をご提案。データは残しますからご安心くださいってことでレッツリカバリ。
仕上げに痒いところまで手が届く初期設定を実施して作業完了。
ご利用ありがとうございました。