
ご依頼
ノートパソコンの無線LANがいつの間にかつながらなくなっていた。他のパソコンは大丈夫だから、このパソコンの問題だと思う。
状況確認
USBの無線子機つけてもらえれば1000円程度で済んじゃう話なんですけど、お客様の話しぶりだと、そこんとこは分かってて、それでもなお直したいみたいなご様子だったので、ちょうどすごく暇なこともあり、お受けすることに。
といわけで、お持ちいただいたのはLet’s note CF-F9LWFJDSという機種。こういうタイプって

初めて見ました(笑)
さすがビジネスマンの強い味方Let’s note。笑っちゃダメですね。
まず確認するところと言えばそう!無線スイッチんぐ

ONになっとるー。
画面右下はというと

アンテナマークじゃなくてLANケーブルマーク。
でも無線LANの機械は

ちゃんとパソコンの中に入ってまっせー、と表示されています。
やっちゃいますか
単なる接触不良の可能性がないわけじゃないってーんで、レッツ分解いっちゃいましょっか。分解する気マンマンで受けたわけだし。
定番の裏側から!

注意するとこはやっぱ強力両面テープで留められている箇所。ちなみにこれ、1回剥がしたらもうくっつきません。ダメじゃん(笑)

裏をやっつけたあとは表に返ってキーボードを外します。

表側のネジも手当り次第外していくと

敵の正体がじゃじゃーんとお出まし。テンポよく行ってますが、めちゃくちゃ時間掛かってます。。。
で、ここに無線LANアダプタっていう無線の受信機があって

中身を見ると

わお!なんと特殊形状タイプ。
チーン。。。
念のため、付け直して起動するも

やっぱチーン。。。
やっぱやっぱ
無線LANアダプタの故障ってことですね。で、これを交換するのは汎用品じゃまず無理。やっぱお手軽にUSBの無線子機使ってもらったほうが

ずっと楽だと思います。はい、思いました。
う~ん・・・虚しい(笑)
せっかくだから
もっと分解写真貼っときましょ。
ほんとパナのLet’s noteはやっかいだわ。。。


今回は結局お客様にそのままご返却しました。USB子機でやるのが1番です、と言葉を添えて。
ちなみに本気で修理したい場合は、部品の調達費用にもよるんでしょうが、おそらく¥15,000円くらいはみといてもらったほうがいいと思います。でも特殊形状だったら・・・同じパソコンを中古で用意して、それから目的のパーツを取り外して・・・
と考えてたら、ほんとバカバカしいので、やっぱこういうときはUSBの無線子機で済ませちゃいましょう。修理屋だけど修理したくない!






