使っているとブルースクリーンが出るようになった、回数も増えていってる、ということでお持ちいただきました。ま、こればっかりはよーく診ないとわかんないすからね。少し預からせてもらいますってことで。じゃ、いってみましょう。
状況確認
ACアダプタの型番はPA-1450-63HP。出力は19.5V=2.31Aの45Wです。十分ちっちゃい。
さて、取っ掛かりがほしいのでとりあえずCrystalDiskInfoさん。修理屋の定番ツールですね。
購入して5年もしてないのに3万時間。すごいなこりゃ。でも92パーですか。そうですか。
その流れで他のところもチェックしていると、そこそこ早いタイミングでブルースクリーン発生。修理屋としてはうれしいんですよね、症状が出てくれることは。よしよし。
せっかく電源が切れたのでメモリチェックを。
NOエラーでフィニッシュ。うーん・・・そうですか。
分解作業
大体の目星がついてきたところで、中身を確認していきます。
基本の裏側から。今回はポイントがあって、それはネジの種類。トルクスドライバーの5番が必要なんです。なかったらAmazonへGO。
滑り止めのゴム裏に隠しネジがあるので要注意。
左右の他に真ん中にも。
写真では片方のゴム裏しか映してませんが、もちろん両方にあります。たぶん。
全部のネジをやっつければパカッと御開帳。
開けるときなんかおかしいと思ってたら、バッテリーが結構な状態になってて。
これは取り外し決定ですね。危ないったらありゃしない。
SSDのクローンと交換作業
ここでSSDを取り外します。元はSAMSUNG製。高性能パソコンだからやっぱ良いヤツ使ってますよ。
そして交換用のSSDにまるごとコピー。
終わったら取り付けておしまい。
バッテリーは交換しません。自宅でコンセント差しっぱということなんで。
動作確認
これで本当に直っているのか、電源を入れて確認します。こういう場合の確認方法はアナログなんだな!
直ってなかったらどうするんだ!と言われれば、返答に困ってしまいますが・・・。そんときは謝るしかないよねぇ。
数時間動かしてみてブルースクリーンが発生しないことを確認。これまで20分以内には必ず出てましたからね、SSDで確定という判断をしました。実際、お引渡し後も連絡はなし。うんうん、いいんじゃないの!
ご利用ありがとうございました。