古いiMacがたちあがらなくなったというご依頼。中のデータも必要だし、ソフトの関係でどうしてもこの機種を使いたいとのこと。4年前にも1度診させてもらってるんですよね。そのときはロジックボードが手に入らないという理由でデータ救出のみの対応。すいません、私の力不足で。
あれ?じゃあなんでまた同じ機種が??あのあと新しいMacに行かずまた中古で買い直されたんでしょうか。もしくはMac修理専門店で直してもらったか。謎は深まりますが、前回のポンコツぶりのせいでそのへんお尋ねすることができず。やっぱり良い仕事していないとデカい顔できないんですよ。
さて、今回はお客様のご要望に応えることができるのか!?
症状確認
百聞は一見にしかず。
電源を入れるとこんな感じでデスクトップまでいきません。なんとなくイメージ通りのエラー画面です。Macって大体こんなイメージ。
ハードディスクの修復と複製
どういう推理でハードディスクに手を付けたか、今となっては覚えがないんですが、きっと手の付け所がそこくらいしかなかったんだと思います。だよね。Windowsのエラーほど詳しくないし、データ優先でもあることだし、そう考えるとまずはハードディスクに行き当たるわけです。
ネジ頭がいちいちトルクスドライバ。昔はこの時点で途方に暮れていたんでしょうね。今ではAmazonが翌日にトルクスドライバを持ってきてくれます。なんて世の中なんだ!
ハードディスクのクローンでデータは確保できたので、とりあえずディスク修復をやってみる。
修復箇所133。おっ?これならイケるんじゃないの??と期待を胸にそのままたちあげてみましたが、結果はNG。うーん、ディレイ83が響いてるんだろうか。
OS Xインストール
その後、セーフモードやらディスクユーティリティやらをやってみたんでしょうけども、写真がMacOSのインストールに飛んでるということは、どれもきっとダメだったんでしょう。肝心のiMacのバラシ写真もなし。ハードディスクの交換難易度が知りたかったんだけど!という方、ごめんなさい。
ディスク修復しているとはいえ、そのままハードディスクを継続使用することは有り得ないので、新しいハードディスクを用意しMacOSをインストールします。ディスク容量も大幅アップ。
うん、いいんじゃないですか。うんうん。
データ移行
最後にクローンHDDからデータを移し替えてと。
まぁ、なんとか落ち着くとこに落ち着いてくれたな、というとこで。今回はお役に立ててなによりでした。古いものを使うということは、やはりそれだけコストが掛かるもんですよね。痛し痒しです。
ご利用ありがとうございました。