パソコンが起動しない。画面が真っ暗のままだ
という症状でご依頼いただきました。
お伺いしてもお預かりになると思いますとお伝えすると、それでも構わないから一度診に来てほしいとのことでしたのでご訪問することに。
ものは、SONY VAIO VGN-NS52JB。Vistaの64bit、めずらしいですよね。
2009年製ですが、上位機種ということで今でもまったく見劣りしない性能です。
起動して10分。VAIOのロゴ画面のあと、画面真っ暗のまま変化なし。
待っている間、予想される原因とその作業に掛かる料金をご説明、了承いただきました。その間も変化なしということで、強制的に電源オフ。店舗に持ち帰ります。
さっそくハードディスクを取り出して状態を確認すると
そんなにひどくない・・・!?
という状態ですが、接続している作業用PCの動きまで引っ張っている状況で、この画面を出すまでに10分は掛かっています。なんせひとつひとつの動きがかなり重たい。
代替処理保留中セクタだろうと、当たり所が悪ければOSが動かなくなる
良い見本ですね(笑)
というわけで、新品のハードディスクに交換します。
せっかくなので、VAIO VGN-NS52JBのハードディスク交換方法、というか分解方法を簡単に説明。
1.まずは裏面全部のネジを外します。写真は撮り忘れました。
2.バッテリー裏も忘れずに。
3.メモリ内にもネジあり。
4.裏面と本体の隙間にヘラみたいなもの(無ければ硬めのカード類)を入れてちょっとこじればパカっといきます。写真撮り忘れ。
力はまったく入れない程度で開くはずなので、力を入れて開かないようであれば、一旦作業をやめて、これまでの作業を振り返ってみましょう。
頭を冷やすのも大事な工程のひとつです。
うまくいくと・・・
じゃじゃーん!となるわけです。
交換用ハードディスクを取り付けて、リカバリ。最後に故障ハードディスクから取り出したデータを移行し、作業完了!
ご利用ありがとうございました。