おたくの古い記事と同じ症状なんだけど直るかどうか診てもらいたい。
というお問い合わせ。
メールを1往復してから送っていただいたのがこちらです。
富士通のNF/E50。
2009年だし32bitだしってことで買い替えたほうがいいような・・・?と水を向けてみたんですけどね、愛着があるということで修理となりました。当店はパソコン修理屋のくせに買い替え推進派なんですけども、データが1番とか使い勝手が1番というときは全力修理派に変身するのです。
非AFTからAFTへの交換手順
今更ハードディスク交換とリカバリの記事かよーと聞こえてきそうですが、AFT絡みの手順をまとめとこうと思いましてね。
まずは2010年前後の非AFTハードディスクをパソコンにセットしリカバリディスクから初期化開始。
WindowsUpdateやら各種ドライバを更新して
非AFTハードディスクをAFTハードディスクに交換。
交換前にはデュプリケーターを使って2台のハードディスクの中身を同じにしておきましょう。
AFTハードディスクになるとWindowsUpdateができなくなっているので
インテルラピッド・ストレージ・テクノロジーという意味不明なものを入れます。通称ラピッド。
検索からintelさんのページへいくとずらーっとバージョンが並んでますけども、そのパソコンの購入時期よりプラス1年2年くらいのものならちゃんと入ってくれるイメージです。
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル® RST) 用のダウンロード
今回はたしか11.7.0.1013だったような。ちゃんと入ってくれればこのとおりWindowsUpdateが動き出すと。
ここまでやって2010年前後の非AFTハードディスク搭載機種のリカバリが終わるわけです。
当初のお客様のご希望は、データも残って使えるようにとのことだったんですけどねぇ・・・ハードディスクが超絶ぶっ壊れてたものですから、データは諦めてとりあえずはパソコンを使えるようにしたいね、との方針となりました。
データ復旧が予算に合わなければ“待ち”という選択肢は十分アリだと思います。
ご利用ありがとうございました。