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マウスコンピューター EGPI530DR50P 「Group Policy Clientサービスに接続できませんでした」と表示される ハードディスク交換修理

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ネットでパソコン修理で検索したらお宅のところが出てきたのよ。うちの動きがおかしいパソコンを直してよ。

要約するとそんな感じのお問い合わせをメールでいただきました。

「パソコン修理 広島」で検索すると、結構上位のほうに出てくるんですよね当店。長年の営業努力が認められたんでしょうか?それとも実績公開が評価されたとか?なにはともあれ、Googleさんからの高評価は素直にありがたいです。

さて、そんなお問い合わせメールから2か月、忘れた頃にお客様がご来店。お預かりしたのは、これまた当店での最多機種になろうかというマウスコンピューターのEGPI530DR50Pです。いや、ほんとこれ何台目よ(笑)

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動作が不安定の原因は

お客様曰く、Group Policy Clientのメッセージがとにかく表示されて、そのせいで動きがおかしいんじゃないのか、ということですが果たしてメッセージが原因なのか、他に原因があるからメッセージが出てくるのか。

電源入れると画面右下にすぐこのメッセージ

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Windowsサービスに接続できませんでした。
Group Policy Clientサービスに接続できませんでした。このため、標準ユーザーはこのシステムにログオンできません。管理者ユーザはシステムイベントログを参照して、このサービスが応答しなかった原因を確認できます。

しばらく他も観察。
ネットワーク周りにも異常あり。

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実はこのGroup Policy Client、修理屋やってれば何度もお目にかかるものなんですよね。プロファイルってところがヤバイよーというサイン。じゃあそのプロファイルさんを修復しちゃえばおしまいじゃん、となりますが今回はそうはイカの金玉で

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お客様から事前に伺ったパソコンがおかしくなる前の日付に戻しても、やっぱりGroup Policy Clientのメッセージが出てきちゃうってことは・・・

ハードディスク交換と再セットアップ

パソコンを開けてハードディスクさんを取り出し

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作業用マシンでハードディスクの健康状態を調べると

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大量の不良セクタあり。音楽CDでいうところの音飛びですね。

と、いうわけで!
今回のパソコンの動作が不安定、動きがおかしい、メールソフトが起動しない、ファイアウォールが動作してない、といった症状の原因はハードディスクでした。

ほんと、ハードディスク不良は万病の元だ!

原因が分かれば、解決策はハードディスクの交換のみです。ハードディスクは修理できませんからね。

新ハードディスクにWindowsを入れて、データとソフトは極力元の状態まで戻してあげてなんとかここまで仕上げて

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お客様にお披露目。

修理屋としてはベストではない修理結果ですが、お客様には大変喜んでいただけたみたいでよかったです。

そうそう、そうだ。写真の順序は前半後半がまったくの逆です。先にハードディスク診断して、クローンを取った上でのあれやこれやの症状確認をしてます。自分で修理してみたい!という方は、決して写真の順序どおりには作業を進めないように。

ご利用ありがとうございました。