ファンのエラーメッセージが表示される。富士通に電話したら部品がないって言われちゃってさ。直してもらえる?
ということでお持ちいただきました、富士通のESPRIMOシリーズFH550/3AM。
よくよくお話を伺うと、電源は入って普通にたちあがるそうで。使えないわけじゃないんだよ、とお客様。え?意味がよくわからない(笑)
富士通版ファンエラー
私の中でのファンエラーって、Windowsの起動前に黒い画面で表示されるこんなやつが定番なんですけども・・・
あるんですねぇ、こんなパターン(笑)
きむらさんではファン交換しちゃってますが、当店に持ち込まれたものはファンの回り具合も、回るタイミングも問題ナシなので
分解清掃とグリスアップ(注油)で改善するかどうかを試してみることに。写真はすでに試し終わったあとの状態ですがね。細かいことはいいんだよ!
ちなみにCPUファンの型番はKDB05105HB CA49600-0241。ほかの修理屋ブログがどこも型番載っけてないのがむかついて。自分で直したい人の参考になんないじゃんねぇ。
一体型ESPRIMOの分解清掃から注油まで
では、お預かりしたパソコンをバラしていきます。
基本の背面カバーから。
富士通一体型特有の鉄板カバーも取り除くと
ホコリの溜まりまくったファンが2つお目見え。
近づいて撮るとホコリの乱暴ぶりがわかるでしょ?
上でも触れたように、ファン自体の回りっぷりは問題なさそうなので、分解清掃します。ファンの羽部分は水洗い、軸部分にはグリスを塗布すれば新品同様。にみえなくもない。
それぞれを取り付け直し
パソコン内部全体のホコリをブロアーを使ってキレイにしたあと、仮組みし動作確認。
動作確認でバッチリOKだったので、元通り組み直して最終確認。
長時間稼働させても、負荷をかけても冷却ファンエラーが出ないので、これにて修理完了。ファン交換じゃなく分解清掃でも直るんですよっていうパターンでしたね。
ご利用ありがとうございました。