いつもご依頼の多い「Windowsがうまく動いてくれない」系修理ですが、年末は特にこのご依頼が増える傾向です。理由は年賀状シーズン。久々に使おうと思ったら、起動しないだとか動作が遅すぎるとかウイルスにかかったのかも、などなどの問い合わせが急増するんですよね。ザ・年末。
ひとしきり愚痴をこぼしたところで、今回はお預かりしたのは東芝dynabookのT350/56ACS。
起動途中に止まるならほぼハードディスク
おいおい、そんな高確率な言い方していいのかよ!?って感じですけどねー。まぁ実際そうなんだから仕方ないじゃない。
お客様曰く、ようこそ画面のままずっと止まって先に進まない
ていうから、一応ブログ用にようこそ画面の写真を撮りましたけども・・・当店で動作確認した際はすでに『ようこそ』すら出ず、黒い画面にマウスカーソルのみでした。。。
ちょっと血の気が引いたよね。
いや、ほんとは動かしたくなかったんだけど、どうしてもお客様が実際に診てほしいっておっしゃるから・・・。「今患者を動かしたら死んでしまうぞ!」ブラック・ジャックには当分なれそうにないや。
ハードディスクに心臓マッサージ
そこで強くお客様を説得できない自分の反省点は2017年に持ち越すとして。
ついさっきまでWindowsが動いていたハードディスクなんだから、心臓マッサージで一瞬だけ息を吹き返してさえくれれば新しいハードディスクにまるごと移し替えれるはず、という算段を立てて一瞬蘇生法を実施します。
狙い通りうまくいけばこのとおり。
故障したハードディスクを新しいものに交換してもいつものログイン画面。そして中の弥生会計のデータもそのまんま、使い勝手もそのまんま、なにもかもがそのまんま。東!
ご利用ありがとうございました。