パソコンが起動しなくなった。前々から動きが怪しかったから、そろそろデータを移そうと思っていた矢先だったのに・・・
というご依頼。
「まずは診断させていただいて金額をお出ししますから、それから今後どうするかを話し合いましょう。」ってことで一旦ボールを預かることに。
今回お預かりしたのはDell dimension 9150。
メモリ、グラフィックボード、そしてハードディスクもかなり良い物を使用されています。とてもPentium4マシンとは思えないくらい性能アップしてる。直そうかな?っていうのも頷けます。
で、この9年前のパソコンのWindowsが起動しない。電源はもちろん入る。えー、この場合はほぼ間違いないくらいの確率でハードディスクですから、まずはハードディスクのクローンを作成。
完成後はクローン済新HDDをdimension 9150に装着し起動確認。ここで大体はうまく起動しませんから、あの手この手で起動改善を試みます。ここでうまく起動までこぎつけると作業料金は抑えられます。
しかし、今回はぶっぶー。ダメでした。
起動させることができなければ、Windowsの再インストール(リカバリ)です。再インストール後はクローン済HDDよりデータ移行。こうなってしまうと、作業料金は当店での上限までいってしまいます。それプラス部品代、今回の場合はハードディスク代ということで¥5,000前後。
見積りが出たところでお客様にご連絡。
協議の結果、XPのサポート期限が間近に迫っていること、修理後のPCの利用価値と修理費用が見合わないことを理由に修理する線はあきらめ、代わりにデータだけ欲しいというご依頼に変更。
フットワークの軽いお客様で、すぐさま外付けのハードディスクをお届けくださいました。素敵。(もちろん普段は当店でご用意できます)
これに約300GBのデータを移し作業完了!
ご利用ありがとうございました。
そういや今年2014年がXPのファイナルイヤーでしたね。XPマシンの修理依頼が来たら、ついつい買い替えをオススメしちゃうんだろうなー。修理屋失格(笑)