新店舗になって一発目なので、書くのが楽勝な液晶交換から。記憶を手繰り寄せなくていいんですよ。
画面が映らなくなったんだけど、というご相談。気持ち高めのところから落とされたそうです。え!?じゃあ液晶割れなんじゃないの?と思ったんですけども、割れているのかどうかわからないとお客様。ふーん、そういうパターンもあるのか。まあ見てみればわかるでしょう、ということでお持ちいただきました。

付属のACアダプタはADP004。もしくはPC-VC-BP103。いまだにどっちがメインなのか分かんない。修理屋なのに。ごめんちゃい。出力は20Vの3.25Aで65W。まあ型番よりも大事なのは出力の数値ですから。間に合わせるときは大体余りものから探しますからね。そのための情報提供だし自分メモってことで。

よく光に当てて眺めてみると、うっすらと液晶割れの跡が見えます。液晶割れを日常的に見ていないと、これが液晶割れってことに気付かないのかもしれませんね。うん、たしかに分かりづらい。
バッテリーを外してからの

下半身と上半身の分離

そして上半身の服を脱がせて

パネル本体の交換となるわけです。
交換時のポイントは、液晶パネルと樹脂カバーの間に挟まっている両面テープですけども、最近のはどれも剥がれやすいですからね、わざわざ温めてやらないといけないこともないですし、数年前と比べても随分カンタンになったもんです。慎重に手前に引っ張ってやりましょう。引っ張るための持ち手はパネル両端の下端にちょびっと出ています。ピンセットをうまく利用してください。

これくらい至近距離で見て、ようやく液晶割れの滲みが確認できました。

元のパネル型番はLP156WFC(SP)(C1)、あれ?最近のパネルってかっこなしも記載されてるんですね。じゃあこっちが本当なのかも、LP156WFC-SPC1。ご自分で交換チャレンジしてみようって方はヤフオクで型番検索してみてください。

交換後のパネル型番はLP156WFC(SP)(CZ)、LP156WFC-SPCZ。

逆の順番で元に戻していけばこのとおり。動作確認もバッチリですね。

オッケー牧場でーす。







