dynabook T75/DGS PT75DGS-BJA3 遅くて使えないパソコンを速くして SSD化作業

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とにかく遅くて使い物になんないから速くして、というダイレクトなご依頼。簡単です、部品を変えるだけ、部品代入れてこんだけ掛かります、Windows11にはならないパソコンです、どうされます?→「やってくれ」という一連の流れですね。慣れたもんです。全国の修理屋さんでテンプレートのように使われてる流れだと思いますよ。2018年以前の遅いパソコンをお持ちのみなさんは、どうぞこのテンプレートをそっくりそのままお使いください。チェケラッチョ。

もう何百台目?ってくらいですからね、慣れたもんです。もしかしたら飽きてきてるかもしれません。でも手は抜きません。安心してください。履いてます。

dynabook T75/DGSのACアダプタ

とりあえずいつものACアダプタ紹介。これはね、全国の修理屋さんのためにも飛ばせないのよ。持ちつ持たれつってやつで。出力は19V=2.37Vの45W。省エネ。素敵やん。あぁ、型番でしたね、たぶんPA-1450-59。PA5177U-1ACAはフェイク。たぶん。

遅いパソコンを速くする方法はですね、ただひとつ。SSD化のみ。ハードディスク(以下HDD)をSSDと呼ばれる部品に交換してやるんです。でもHDDにはデータがたっぷり入ってるから、それをそっくりそのまま移し替えてあげる作業が、手間っちゃー手間。だからここで修理屋はお金を頂戴するわけです。

ちょっと頭がボーっとするな。眠いっす。だから一気にいっちゃいます。やむなしー。

クローンコピー中のdynabook T75/DGS

まずはSSDにHDDをまるごとコピー。USBでつないでね、クローンソフトってやつを使ってね、早ければ1時間未満で、時間が掛かっても2時間ほどで。まあこのへんは利用中のデータ量に左右されるのですよ。

交換後のトラブルに見舞われたくなければクローンソフトはブータブルで。USB起動とかディスク起動とかってやつです。

dynabook T75/DGSの分解風景1

クローンコピーが終われば部品交換。そのためにはネジを外して、

dynabook T75/DGSの分解風景2

カバーをパカッとしてやらないといけません。このへんは誰がやってもこの通りにしかならないですからね。プロもアマも素人も関係ありません。やっちゃえdynabook!

ちなみにHDD以外は大丈夫なんかい?と心配になられたパソコン玄人のみなさん、安心してください。最低限のメモリは履いてます。

dynabook T75/DGSの内蔵メモリ

SKhynixのPC4-2400T 1Rx8 8GB。両面ですね。

仕上げにHDDをSSDに。

dynabook T75/DGSの内蔵HDD

これで元に戻してスイッチを入れると何もかもがこれまでどおり。

作業完了後のdynabook T75/DGS

唯一の違いは快適性。ちょっぱやになってるんです。ちょっぱやは言い過ぎか。速くなってる~!ってくらいかな。お客様も満足されてたし、やって正解でしたね。Windows11にならないパソコンとはいえCore i7の高性能パソコンでしたしね。なんでこの性能でこんなに遅いんや!と不思議がってましたしね、お客さん。そらそうやわ。

これがハードディスクトラップよ。命名なう笑

更新間隔があくと言葉が出てきませんな。ダメだなこりゃ。加齢地獄かも。華麗な地獄へようこそ。