ちょっと前に買った中古のノートパソコンをようやく使い始めたらさ、新しい割に動きが遅すぎて使い物にならないのよ。見てくれる?とそんなご相談。新しいってご本人はおっしゃいますけどもね、ずいぶんとほったらかしにされてたようで。買って1年は経つって言ってたかな?そりゃ今までのデスクトップが動いてるうちに新しいの買ってもね、なかなか切り替えられないっすよね。慣れあるあるですよ。
お預かりしたのは法人向けノートパソコン。入れ替えで安く払い下げられたものをゲットされたんでしょう。企業さんで使われてただけあってなかなか小綺麗です。
遅い!とレッテルを貼られているので、やることはただひとつ。速くしてあげるのみ。じゃあバラしていきましょう。
2020年前後の古くないタイプなのにキーボード側からの分解。Windows7時代はもっぱらこのタイプでしたっけ。ちょいと新鮮。
あっという間にここまで。嫌がらせで端折ってるわけじゃなくて、特にポイントもなかったですよ。見えるネジ外していくだけ。
中のハードディスクは7ミリ厚のWD製500GB。これを修理屋御用達クルーシャル製に。クローンソフトを使われる方はご注意ください。ご自身でクローンをやってみて、うまくいかなかった!と当店に持ち込まれる方の多くがアクロニスなのです。できればマクリウムさんのほうが良いかなと思います。なんとなく失敗が少ないイメージ。失敗っていうのは起動してくれない的なことが。ブルースクリーンとかね。
基本同容量以上ならデュプリケーターが確実です。このときも当店はデュプリケーターを使ったはず。
お次はメモリを4GBから8GBへ。元がSAMSUNGの1Rx16 PC4-2400Tの4GBが1枚。片面っすね。ちょうど中古ストックで同じものがあったので同型番で揃えます。ラッキー。
仕上げにWindowsのアップグレード。こんだけお金を掛けるんですからね、まだまだあと5年以上は使えなきゃおかしいって話なわけで。ちなみにこのパソコン、CPUが第7世代にも関わらずアップグレード審査にはパスしてんですよね。これまたラッキー。