急にパソコンがたちあがらなくなった。できればデータもそのままで、また動くようにしてもらいたい。
というご依頼。
2度目のお客様で、たしか以前は迷惑ソフトが入りまくって動きが悪いからなんとかしてくれ、というご依頼だったんですよね。そのときハードディスクチェックをしてるから、あれから1年でハードディスクが悪くなったのか、というところです。
症状はいつものこれ。スタートアップ修復の起動をやっても、何回もこの画面になってしまうやつです。
ハードディスク壊れかけの当店作業の流れ
最近はもう小見出しすら考えるのが億劫になってきたので、お預かりから修理完了までの流れを一気にご紹介。
スタートアップ修復を繰り返す症状なので、ハードディスクが悪いんじゃねーの?とあたりを付けます。そのハードディスクを診断するために、まずは分解。
取り出したハードディスクは、致命的な状態でなければ修復していきます。修復というか整形というかその場しのぎというか、なんとなくそんなイメージ。穴があいた道路をとりあえず埋めとくか、みたいな。博多式。
この作業に丸1日掛かるので、その間にホコリが溜まったパソコン内部のクリーニング。特にCPUファン部分は詰まりが顕著なので、念入りに。
当店では水洗いですね。ホコリを一気に吹っ飛ばします。
博多式突貫修復が終われば、ハードディスクの複製。デュプリケータ(複製専用機器)を使ってもいいですが、当店では基本作業用のパソコンにやらせます。その複製作業がうまくいくと、このとおり
壊れる前の状態で大復活。
お客様に動作確認いただくと開口一番「速くなっとる」とのお言葉。でもお預かりの際は「別にそんな遅くはなかったけどなぁ」とおっしゃってたのに。やっぱ遅いままストレスMAXで使ってたんじゃん!
だって、インストールソフトにパソコンの動作を速くする系のパソコンが3本も入ってましたからね。。。
そのソフト代だけできっと1万円以上したんでしょうから・・・もっと早くに声掛けてくれたらよかったのに。うーん、残念。
ご利用ありがとうございました。