何を打っても6が打ち出される。押したキーどおりの文字が出てこない。キーボードを交換してもらいたい。
というご依頼ですが・・・
キーボード不良は実はキーボードのせいじゃないことのほうが多い
あくまで当店調べですが、キーボードが原因だったってこと、あんまないんですよね。そのおかげか、当店にはキーボードの在庫が多少ありまして。交換してみないとキーボードが悪いかどうか分からないという、なんとも修理屋泣かせの自腹ロシアンルーレットというわけです。
今回は運が良いことにLenovo B590の純正キーボードがありましたから、それを使ってレッツ検証といきましょう。
キーボードまでの分解工程
背面のネジを3本外して
表に返り、勇気を出して隙間からキーボードをひっぺ返すと
そう難しくなくキーボードの接続部分に到着。
交換したら文字入力が大復活
あとはこれをストック分と交換すると、あら不思議。あいうえお~ABCまで自由自在でんがな。今回はキーボード交換が有効だったみたいです。ちゃんちゃん!
なんてなるわけねぇーです(笑)
これまでのことがありますからね、キーボード交換には不信感MAXなんです当店。さらにここから元のキーボードに戻しましょ。
するってーと、なんとびっくり。こちらも文字入力が大復活!!
ブルータス、お前もか。
安易なキーボード交換の罠
こういうことがありますからねぇ。なんでもかんでも交換という考えは危険です。当店もキーボード交換を希望するお客様には、あらかじめ予防線を張らせてもらったりしています。
今回の症状は妄想するに・・・
お客様が結構タフな使い方をされる+キーボード接続箇所あたりの汚れ?=キーボードの接触不良
という結論に。
なにはともあれ、余計な部品代と日数を頂かなくて済みました。
ご利用ありがとうございました。