ノートパソコンのスイッチを入れるとファンのエラーがでます。←「90B」の文字が。
ファン部分の風穴に手をかざすと確かにファンが回ってないです。
応急処置ですがダストブロワーでパソコンの風穴のわずかな隙間から空気を噴射→ファン回転確認→起動成功
この作業を今年で4~5回ほど繰り返してます。
で、現在は全然ファンが回ってくれません。
ここまできたらファンの分解掃除なのか、ファン取替えなのか分かりませんが、
改善できるようお願いしたいです。
というお問い合わせ。状況を的確に記載いただいておりますので、そのままコピペしました。著作権は・・・大丈夫なはず。参考文献:お客様、とさえ記述しておけば。っておい(笑)
さて、お持ちいただきましたのは
HPのPavilion g6-1314TU。2012年製なのでちょうど2年ですか。2年でファンが回らなくなったということはモノ自体の可能性があるなーと。
ま、交換になるにしろCPUファンの型番を調べなければなりません。さっそくレッツ分解。
まずはバッテリー。
そのまま裏側のネジをオール外し。
表に返ってキーボード。
そのまま本体表カバーと進み
基盤のお目見え。
これを3枚におろして
ようやくCPUファンをげっちゅーできるわけです。
このCPUファン、手で回してみると
お、重たい。。。
こりゃ回るわけないよ。スプレーで補助がいるわけだ。
でもこの重たいのをなんとかすればいいわけですから、ここでモリブデングリスの登場。
グリスをほどよくファンの回転軸に塗布してやり、手で回してみると
実にスムーズ!
うぉぉおお!おれ回ってるよ!回ってんだよ父ちゃん!!
ファンの声が聞こえてきそうなくらい快調に回ってくれます。
あとは逆の順に組み立て、スイッチオン。
CPUファンエラーは出ず、PC本体横からは勢いよく風が出ています。複数回の起動テスト、CPU温度もまずまず。
これにて一件落着。
部品代かからず良かったー!
ご利用ありがとうございました。