ほぼ同時期に2台立て続けに持ち込まれましたので、ひとつにまとめてご紹介。症状は電源ボタン押してもウンともスンとも言わないよーってやつです。
1台目はヒューレットパッカードのHPE-190jp/CT。
お手軽診断
この手の修理は前から言ってますが、内容としてはイージーなんですよね。特に、電源ユニットにランプがついてるタイプなんかは
緑のとこが光ってなかったら、あっさり診断終了。
ホコリはパソコンの大敵
サイズ的には汎用ATXなので市販のATX電源に交換すればOKなんですが、ネジ穴が微妙にズレるので注意が必要。なんとかだまして取り付けましょう。ネジ全部はめないといけない!という固定観念は捨て去るべし。
そりゃこんだけ吸気口にホコリ盛られたら壊れるわ!っつー話です。
電源位置に惑わされるな
2台目はきっとどこかのショップBTO。
背面をみて「あーこりゃ特殊電源かいな」と思っちゃいましたが
よーく観察すると変な位置に電源ユニットらしきものが・・・(笑)
確度を変えたらよくわかるでしょ。
これも汎用ATX電源ってことで市販電源ユニットに交換して一丁上がり。
といけばよかったんだけど・・・メイン基板に懸念箇所があったのでお客様にご連絡。電源交換で使えるようになりますけど1年でまた動かなくなっちゃうかもしれないんですよねぇ・・・どうしましょう?ってことをお伝えしたら、お客様の答えはレッツ修理。
個人的には修理よりも買い替え推しだったんすけどね。中のデータが一時的にでも使えるようになるのは、やっぱデカいってことかぁ。
ちなみにメイン基板のコンデンサが膨らみかけ。
これがさらに進むと、いきなり電源が落ちたり、電源が入らなくなったりします。
ご利用ありがとうございました。