電源を入れると1分くらいで電源が落ちてしまう、ということでお持ちいただきました。ヒューレットパッカードの高性能デスクトップですね。2012年当時はブイブイ言わせてたんでしょう。修理時の2020年でもまだイケイケ感が漂っていました。
動作確認
写真なし。電源入れたらほどなくプシュン!です。この時点で電源かメイン基板かグラフィックボードかと当たりを付ける。試す順番は簡単なほうからグラフィックボード→電源→メイン基板といきます。
電源交換作業
グラフィックボードは予想通りスルーして、大本命の電源ユニット。
当たりでした。
動作確認
あとは適当に長時間稼働で様子をみて、キリのよいところでお客様にご連絡。高負荷をかけて~、とかはやってません。ハードディスクの状態確認まででよいだろうという判断です。
なんせこの手の症状がハッキリしたパターンは見極めが簡単だから。楽でいいですよ。
ご利用ありがとうございました。
記事を書いてる2021年現在だったら、きっと「買い替えはお考えではないですか?」とご案内してたでしょうねぇ。1年前と今じゃ電源ユニットの部品代も結構違ってるんで。それと今年2021年はWindows11デビューの年ですしね。感覚的に3世代も前だと古さが否めないんじゃないかと。Core i7でメモリ8GB、グラフィックボード積んでて本音を言うとあと5年は行けちゃいそうですけども。自分なら使うけど、人にはもうそろそろと言ってしまうこの見極め。この感覚を保ってやっていきたいです。