海外で調子が悪くなったときに修理屋に持って行ったら英語版のWindowsを入れられてしまった。これからは日本でしか使わないから日本語表示にしたい。簡単に日本語化できるだろうか?
というご相談。簡単に、というのは初期化なしにってことなんでしょうね。簡単に海外で初期化されちゃっただけに。。。あいつらちゃんと直そうという努力をしたんだろうか?と邪推してしまいますが。
さて、お預かりしたのは富士通のコンパクトノートMG/G75です。
向こうの修理屋さんに「ジャパンの修理屋にいくときは付属のCDを持って行け!シリアルをちゃんと入力するんだぞ!!」と言われたそうで、しっかりリカバリディスクとOfficeディスクを持ってきていらっしゃいました。助かります。たぶん使わないけど。
状況確認
とりあえずスイッチオン。富士通のバッテリーチェックが表示されます。もちろん英語。
コントロールパネルなんかも英語。システム表示もがっつり英語。なにもかもが英語。クールですね。
一通り見回ったところで、御見積りのご連絡。日本語化なら何度もやったことあるし、これなら楽勝でしょってことで、お手軽価格をご案内させてもらったのですが・・・まさかあんなに苦労するなんてこのときは露知らず(笑)
日本語化作業
さあて、作業自体は簡単です。以下のページを参考にしましょう。
Vistalizator – Windows Vista や Windows 7の表示言語変更
Windows7 Home Premium、 Professional の英語版を日本語化する方法 – まだまだあおい
終われば先人たちに感謝をささげながら再起動。
「ようこそ」の文字にテンションがあがりますねぇー。
システム系もコントロールパネルも見事に日本語OK。お客様にご連絡し引取りにいらしていただきます。
さらにそこでお客様ご自身による動作確認。すると、ワードエクセル系が日本語になってないじゃないの!とご指摘を受けてしまいます。あぁマジですか・・・。もしかしてソフト系は全部手動で入れ直さないといけないのか!?と不安に駆られますが、今はOffice最優先。Officeの日本語パックを入れてみますが、どういうわけか日本語にならず。。
目の前のお客様に焦る坊主。落ち着けハゲ野郎!と自分に言い聞かせ、ひと呼吸。外の景色に目をやります。良い天気だなあ。
まずもって今入っているOfficeのバージョンがProfessionalで怪しさ満点。お客様が初期化のために持っていらしたOfficeはHome and Businessだというのに。じゃあ入ってるのは海外修理屋御用達の海賊版ですねってことで、海賊版Officeを日本語化するよりも、日本語版正規Officeをインストールし直すことで腹を決めます。あとは所用時間をお客様に伝えると、じゃあちょっと用事済ませてきますとお客様。いやー助かります!作業中ずっとお客様の前で恐縮モジモジくんになるところでした。。。(笑)
てことで用事を済まされた20分後、再度動作確認いただき無事完了となりました。すでに入ってるソフトは自動で日本語には切り替わらないはずですから、あとで個別に入れ直してあげてくださいとお願いして。しょうがないんです。
ご利用ありがとうございました。