ビデオカメラに映像があるはずなのに再生できない。どうなっているのか診てもらいたい。
というお問い合わせ。たしか私が訪問作業から帰ってる途中にお受けしたんです。お店に戻るのが遅い時間帯ですけど大丈夫ですか?とお尋ねすると、とにかく早く診てもらいたいから大丈夫とのことでしたので、その日の内にお持ちいただいたのでした。やっぱり焦りますよね。少しでも早く不安定な状況から解放されたい、精神的に楽になりたいと思われたのでしょう。お客様のフットワークがとても軽かった気がします。
お預かりしたのはソニーのハンディカムHDR-PJ630Vです。
状況確認
夜も遅かったので、その日はお預かりだけ。翌日電源を入れて症状の確認をしてみました。
たしかに録画した映像は残ってる。けども、再生しようとサムネイルをタッチすると
画像がありません
ふ~む。そうですか。でもまあ、復元作業してしまえばあっさり出てきますよね。大きなアクシデントさえなければ。
復元作業
てことで、ほいさっ!
映像は占めて50GB弱ほど。まずはこれをお客様のパソコンに移します。パソコンでの再編集用にということで。これ結構大事です。
そしてHDDレコーダーでも見られるようにブルーレイディスクにも保存します。計3枚分に収まって無事終了。
ビデオカメラのご依頼でいつも終わって思うのは、心についてなんですよね。やっていることは結局は救済なんだなと。あぶない宗教家じゃないですよ(笑)。いえ、もちろんデータはデータでとても大事なんですけども。そういう中で「データは大丈夫ですよ」の一言が、深刻なダメージを受けたお客様の心をひとつ上の段階に押し上げてるんだなと、欠点だらけのハゲ坊主でも人の為になっているんだなとちょっぴりうれしく思えるのです。
ご利用ありがとうございました。