液晶が緑色を帯びるようになり、焼き付いたように画面が残ったりする。メーカー直販なので長期保証もない。対応してもらえないだろうか。
というお問い合わせ。
メールだったので、その後2度3度やりとりさせてもらったあとにお持ちいただいたのがこちら。
2014年頃のハイスペックPCですね。ポイントはタッチパネルであること。基本、タッチパネル機種には手も足も出なかったりするのですが、今回は手も足も出せそうなのでお受けしました。その理由は・・・
タッチパネル機種は2通りある
今回の機種は、タッチパネルと液晶画面が分離している交換可能タイプなのです。
可能があるということは、一方で不可能な機種だってあるわけで、ちょうど同じ時期にお預かりしたNECの機種は
残念ながら修理不可でお返しとなりました。
LZ650/SSBはダメなんすよ。。。
ダメなのに限って不良も多いという、なんとも悪循環。部品が手に入らないとどうにもなんないんだよなあ。
お手上げなんです。
液晶交換作業
まずは裏面から。液晶なのに裏面から。
というのも理由はバッテリー。これを取り外しておかないと、メイン基板を痛めることになるかも、なんです。
裏面のフタをずらしてパカっとやれば、バッテリーのお目見え。
あとはいつもどおり液晶周りの枠部分をピックを使ってこじこじしていきます。
ただこの機種、ツメの噛み合わせが半端ないので、きっとガンガンツメが折れていくはずです。最悪両面テープ、または瞬間接着剤を覚悟しながら進めていきましょう。
タッチパネルに延びるケーブルにも注意が必要。ひきちぎってしまわないように。
タッチパネルは手前に倒しておいて、その上にさらに液晶パネルを倒します。
元パネルはLP156WF4(SP)(H1)
新パネルはB156HTN03.1
交換後の発色はこのとおり完璧。
ご利用ありがとうございました。