そちらのブログに書いてあるのとほぼ同じ症状なんだけど、直してもらえる?
お問い合わせフォームからの修理依頼です。
お持ちいただいたのはAcerの高性能PC、AS5750G-N78E/LKF。
当時はこの性能で7万円台。きっと今同じ性能で売り出しても10万円以上はするはず。う~ん・・・円高デフレって素晴らしいんだか恐ろしいんだか。
分解のコツはネジの場所をしっかり把握しておくこと
ではさっそくバラしてレッツ交換。いや、レッツ診断。まだ交換か分解清掃グリス注入かわかんないからー。
流れは基本どおり。裏面から見えるネジすべて外して
表に返ってキーボードひっぺがえして、キーボード下のネジを外す
ここで電源を入れてCPUファンの様子を見るのもいいかもしれませんねー
うん、結構な音。これはイヤだ(笑)
ファンの型番はKSB06105HA
さらに探検隊は進んでいき
CPUファンに到着。こういう放熱板一体タイプはテンション下がるのよねぇ。。。(笑)
取り出したファン、回してみると引っ掛かりなく回っちゃう
ということでファンの軸部分に潤滑用グリスを塗布。
仮組みしてスイッチオンで、わお!
サァーという爽やかな回転音がするじゃないの。
交換で直るパターンと分解清掃で直るパターン
ここでお客様にご連絡。分解清掃とグリス塗布で音はしなくなりますよ、と。でも、お客様の回答は交換希望。わかります、やっぱりまるごと交換のほうが、精神的安定が得られるんだと思うんですよね。このへんが、なんでもかんでも費用を抑えればいい、ということの対極なんだと思います。この納得感が大切なんでしょう。
すぐさま交換用ファンを手配、4日後に届き、バシっと交換。
Acerの5750Gシリーズ、この機種結構な数売れてるみたいだから、今後もまだまだ続きそうですね。
ご利用ありがとうございました。