ファン交換おいくら~?
とメールでのお問い合わせ。都内からだそうです。
都内ならいくらでも修理屋ありそうなんだけどなぁと思いながらも返信させてもらうと、数日後にはドサっと届いてしまいました。
富士通LIFEBOOKシリーズのAH700/5Aという機種です。
マジでウチでいいんすか!?広島の片田舎のウチなんかで(笑)
症状確認
まぁそのへんはお客様のご判断なので、頂いたご依頼は丁重に進めてまいります。
まずは状態確認。
スイッチポンで
02FE:前回の起動中にファンエラーが発生しました。
02FC:ファンエラー。システムの電源が切れます。
ソッコーエラーメッセージです。
F1を押しても電源が切れてしまうという何もできない状態。なかなかグッドなトラップですね。変に使えちゃうと、どうしようもないほど壊れるまで使っちゃう方がたまーにいらっしゃいますし。うん、私は好きです。
フル分解作業
じゃあファンの交換いってみましょう。
富士通さんのCPUファン交換はですね、大体最後まで分解しきらないと交換できないものが多いんすよね。分解しきるとは、メイン基板1枚の状態までもっていくと言えばいいのかな?要は超メンドイってこと。
手始めは基本通り裏側からでーす。
ここのネジの外し忘れだけが唯一のポイント。
あとは表に返ってキーボード
キーボードが終われば液晶画面も取り外して
最終的にはこんな感じにまでなりまーす。
交換後の画面はというと・・・
電源が切れます、の一文がなくなってる!
てことはF1を押すと
キタキタキター!いつもの起動画面!
とまあ、いつもどおりの感じでした。。。
富士通のCPUファン交換の流れって、ほんと変わり映えしないんすよ。じゃあなんで記事にすんのよ?と言われちゃいそうですが、坊主的にはお客様への作業報告代わりに記事を書いてる部分があるんですよね。こんな流れだったんですよ、部品はしっかり換えていますよ、という証拠。そういうものがちゃんと確認できる、見ることができるって当たり前のことですけど、大事なことなんだと思います。
ご利用ありがとうございました。