Cドライブの容量がどんどん減ってきて、とうとう赤くなった。パソコンの動きも遅い。リカバリしてほしい。
というご依頼。
リカバリしてしまえば楽チンだったなぁ・・・なんて今思えばそのとおりでした。お客様のために敢えていばらの道を。
やだ、かっこいい。
うん、意味不明。
作業内容を端折るとこんな感じだったんですねえ。
さーて、じゃあ内容をどばーっと書いてきましょう。
こんにちはー!とお伺いすると
問題のパソコンが待っとったぜにーちゃんとお出迎え。
TOSHIBAのdynabook TX/66JS。2009年製Vistaということで、遅生まれ感がハンパないです。
すでに赤いのが見えてますが、じっくり容量を観察
300GB超あるCが残り10GB台。まだいけるやん、なんて思ってはいけません。あくまでもここは実容量ではなくパーセンテージで判断。
というわけで空き容量は5%ちょっと。
どこでこんなに容量食ってるかというと
ドキュメント?ノンノン。
ピクチャ?ノンノン。
ビデオ?ノンノン。
お客様も容量を空けようと必死にデータを外付けに移されたそうですから、個人データはほぼなっしんぐ状態。
データ量を視覚化してくれるツールで
探っていくと、必ずWindowsフォルダで応答なしに。こっからは自力で確認していくと
ありました。
トラブルメーカーwinsxs
Google先生で「winsxs」と入力すると必ず次は「肥大化」とくる超人気者。そして超絶イヤなヤツでもあります。
そしてコイツの対処法は・・・なし。そうです、手も足も出ないんです。なんとも絶望的ですが・・・設定屋としてはそこをなんとかするのが仕事なんでいっちょ頑張った結果
ここまで空いた。
ここからさらにDドライブを拝借して95GB超、100GB近くまで空けて、あとはメンテナンス実施。時間にして4時間ですか・・・。長かったですが、お客様に最終チェックをしていただくと快適になったと言ってもらえて元気100倍アンパンマン。
ご利用ありがとうございました。
さて、なんでリカバリを避けたかというと
- 使い勝手が変わること
- データ移行だの初期設定だので費用がかさむこと
- 買い替え時期が迫っていること
これらから総合的に判断し、リカバリしない動作改善がお客様のためになると診断しました。リカバリして抜いたデータを戻してネット接続メール設定をすれば、おそらく2時間~2時間半の作業時間で料金は1万円は軽く超えてきます。それが動作改善で6,000円。
でもさすがに今回はちょっとアレだったかなぁ・・・。