パソコンがブルースクリーンで起動しなくなった
お客様のパソコンは一体型のFMV ESPRIMO FH76/CD。
最悪リカバリの可能性もあります、とご了解いただいたのですが・・・
0x000000F4、コイツはなかなか手ごわい・・・
お客様はデータを心配されていたので、まずはデータ第一。そしてハード的な原因も考えられるということで、まずはFH76/CDの分解手順から行ってみましょう。
背面カバーを見渡すと、そこにネジは見当たらず。スタート地点はどこなんだ?と探していると・・・
どうやら台座からスタートみたいです。富士通さんはじめ、各種メーカーはこういうふうに矢印でか弱い私たちを導いてくれています。ありがたいことです。矢印に沿って進めていきましょう。
台座をとっぱらったあとは地デジカードを抜いておきましょう。そうしないと背面カバーを剥がすときに引っ掛かってしまいます。
ここからは手前側から背面カバーを剥がしていきます。ツメでとまっているので注意が必要ですが、案外力を入れても大丈夫だった気が。でも無理は禁物です。
背面カバーを取ってしまえば、また矢印が導くままに。
あと一息。
ここまで来れば、あとはハードディスクからクローンを作るなり、メモリをチェックするなり、マザーボードを簡易チェックするなり、お望みのまま。
もちろんソッコーハードディスクのチェック。異常まったくなし。クローンも作成しますが、原因がハードディスク不良じゃなければ当てがハズレてしまって原因わからず。。。
困ったときはGoogle先生ということで、片っ端から0x000000F4に関する文献を読み漁りますが、これといってピンとくるものはなし。
ハード自体には問題がないことを確認した上で、システムの復元は途中でエラー、チェックディスクは異常なし。
これは迷宮入りか・・・!?
諦めかけた寸前で、やっとこさ原因がパーティション情報の破損であることを確認、パーティション情報を修復しちゃえば作業完了!
というところでしたが、そう物事はうまく進まず。
パーティション情報の修復が出来ず、お客様にリカバリに切り替えますとご連絡。
リカバリ後はもちろんデータを元の場所に極力戻していきます。
最後にお客様にデータをご確認いただき・・・OK!
ご利用ありがとうございました。