会社でお使いのパソコン。自然故障ではないので直したいとのこと。たしか落下させたとおっしゃってたと思うんですけどね、そのへんはもう曖昧です。机から落としてそれからは電源は入るけど画面が映らない、と。落としたら大体は画面が割れちゃうんですけども。運が良かったのか悪かったのか。それは診断でハッキリしてくるでしょう。今回は写真多めなんでラクな予感。頑張って思い出さなくていいから。じゃあいってみよ。
お預かりしたのは法人らしくDELLの飾り気のないDELLらしいノート。こういうのでいいんですよ。まさに王道。王道プロレス。
ACアダプタの型番はLA65NS2-01、出力は19.5V=3.34Aの65W。ワット数までご丁寧にね。昔からDELLってこうだっけ?
電源は入るんだけども画面が真っ暗なまま。ということはですよ、大体修理屋に持って行くとこんなふうにされちゃうわけです。
あー、やっぱり画面が映らなくなってるんですねぇ。落下で。ある意味レアケース。
なぜこのショットを撮ったのか。しかもこの角度。HDMIケーブルを撮ってるようで実は電源ケーブルの差し込みのほうなのかも?思い出してくれよ自分。
修理の行き先がわかったので、迷わずいきましょう。裏面カバーをパカっとやりましてまずはスタートライン。
左上右上の画面とつながっている蝶番のとこのネジをやっつけて上半身と下半身に分離させる。
たぶんこの状態にしないと画面枠(ベゼル)が取り外せないと思うのですよ。
写真を見ての通り、ほとんど両面テープで固定されてる。たぶんそのアピールでしょうね。似たような写真が続きます。
1回外してしまったら再利用はできないかもね。
ベゼルの上下には両面テープで左右には何もなかったかも。違ってたらごめんちゃい。
なんとなく写真を見る限りはそんな感じがすんのよねぇ。
このショットは意味不明っすけど。
ひと通り画面枠が取り外せたら、手持ちのテスト用パネルで本当に液晶の問題なのかをテストしてやります。ケーブルの可能性もなくはないから。
どんぴしゃのパネルじゃないので発色悪しですけども、一応映る。オッケーイ。
ここまで来て見積りを連絡。もう1回オッケーイをいただき、修理用の液晶パネルを調達なわけです。
新しい液晶パネルが手に入ったら、元パネルのバラしに取り掛かります。
もうWindows10のパソコンは基本ガッチリ両面テープですね。うまく剥がせないと写真のように再利用は出来なくなります。
元のパネル型番はLP156WFC(SP)(K2)、新パネルはLP156WFC(SP)(F7)。
互換性がしっかりとしたパネルだと発色が違いますな。ぼんやりしてない。
自前で用意する両面テープは100均で十分だったりします。そんなちゃちいの勘弁してーや!て言われそうですけどね、だってこれでちゃんとくっついちゃうんだから仕方ないじゃないかーという感じ。えなりモードです。
バッチリっしょ。