電源を入れたまま机から落としてしまってから、だんだんと動きがおかしくなってきて、とうとうWindowsが起動しなくなった。
というわけでお持ちいただきましたヒューレッドパッカードのPavilion 15-n207AU。
ノートパソコンは衝撃に弱いんですよ。そりゃ机から落としたら、さすがにジ・エンドですわ。。。
Pavilion 15-n200シリーズはハードディスクがめんどい
落として調子が悪くなったわけですから、ハードディスク故障だと思ってレッツ分解。
まずは裏面から。
表に返ってキーボード。
そこから本丸へ。
海外メーカーは基本に忠実だから好きです。素直が一番ですよ。
問題のハードディスクは完全にアウト。認識しない上にもしここからデータ復旧なんかしてしまうと完全に予算オーバーでしょうから、今回は交換初期化のみでお客様にご案内しました。
ディスクなしのWindows8リカバリ方法
さて、Windows8になってからというもの、リカバリに対するハードルは・・・
下がったんですよね。
個人的にはそう思う。
リカバリディスクを持っていない作っていない人は、これまでなら高い勉強代を払ってメーカーからリカバリディスクを購入しないといけなかったのが、8からはMicrosoftのホームページからWindows8の素をダウンロードできるようになったわけです。で、そいつを利用して8の再インストールができるという、なんとも親切設計。
ここで、おいプロダクトキーどーすんねん!と思ったあなた。結構パソコンいじってますね~。
そう、8からは本体にライセンスシールが貼られなくなったんですよねー。けどだいじょうび。Windows8の素をディスクに保存してパソコンに突っ込むと
なにやら始まるので
お得意の次へ次へ。
あっ、結局ディスクいるね。。(笑)
ディスクもいるし、2台目のパソコンもいるね。。。(笑)
肝心の認証作業はというと
ワンクリックや!
海外メーカーの修理は悩み多し
今回の修理費用は2万円ちょい。購入時の金額がネット通販で4万円ほどだったそうです。買うよりかは安いかーというところで最初は修理はないかな?と思いました。
人はどうしても購入金額にこだわりますからねぇ。
私も含め。。。
それが今回ご依頼いただけたと。買い替えよりも修理を選択されたことに私の中でも新しい発見があったように思います。
データうんぬんは関係ないという前提で・・・
修理するしないの判断は購入金額に縛られるべきじゃない。ネット、メール、印刷が不自由なくできてた日々に戻るのに、新しいパソコン買うほどの費用を掛けなくてもいいだろ
という考え方。シンプルでイイです。
修理屋なのに買い替え派の私には新鮮でした。
ご利用ありがとうございました。