これまで更新があったら起動しなくなっていたから、気を付けて更新しないよう電源を点けっぱなしで使っていた。それがいつの間にか勝手に再起動が掛かってしまい、とうとう起動しなくなってしまった。
ということでお持ちいただきました、業務でお使いのノートパソコン、LenovoのG50-80E503FUJPです。
大事なデータが入っていなかったら買い替えを勧めてもいいような機種なんですけども。パソコンってそう単純なもんじゃないんですよね。
状況確認
上の写真はすでに直ったあとですが、持込後は電源を入れると、グルグルまわったあと
修復していますからの、コンピューターに対する変更を元に戻しています、となり
元に戻すのすら失敗して勝手に再起動が掛かってまた修復していますの永遠パターンでした。
ブート修復
これでは埒が明かないので、Windows10のディスクを突っ込んでみることにします。どれかの項目が引っ掛かってくれたらなーという淡い期待を込めて。
いつもの画面を眺めながら、ど・れ・に・し・よ・う・か・な、と思案していると、何かがいつもと違うことに気付く。続行がおかしくね?
きっとブートが壊れてんでしょってんで、そのへんを探ってみる。
とりあえずおかしいところを削って、リビルドしとくか!と調子に乗ってしまいそうな自分を抑えつつ、
元の画面に戻ると・・・はいはい、復活してますな。よしよし。
つーことはこれで再起動してやると、
Windows Updateの続きから始まって、Windows10のインストールに失敗しました、となる。すでに10だから、これは半年に1回のアップグレードに失敗ってことなんでしょう。
さあ、こっからどうするか。というかここからが本番だったりするのよね、今回のご依頼は。
Windows Update強制無効化
お客様がおっしゃってたのは、この1909バージョンが勝手に入ってきてたちあがらなくなることが何回かあった、ってことなんでしょうね。これまでは数回の再起動でたちあがってくれていたのが、今回は何が何でもダメだった、と。まあブートが壊れてたらそうでしょうよ。車で言えばバッテリーあがりですもん。
今のバージョンは1803。Lenovoのページを読んでいくと、どうやらこの機種は1809までしか対応していないそうで。
それならってことで1809までは上げときましょう。
あとは、ここからさらに上に行かないようにしてやんないといけない。おそらくは勝手にいくことはないように思うんですけどもね、でも万が一をやっておかないと、ヤブ修理屋め!なんて思われてもアレなんで。当店は信用第一ですから。
Windows Update関連を強制オフにしておきました。セキュリティ的にどうこうっていうのはもちろん重々承知の上で。お客様にももちろん承諾いただいた上で。パソコンが使えなくなるよりも、仕事が回るようにするのが最優先ですからね。
ちなみにWindows10の自動アップデートを止める虎の巻は、意外にもヤホー知恵袋にあります。これであなたもアップデートマスターになれるはず!
Windows10 Homeバージョン 1803インストール日 2018/07/28OSビルド 17134…. – Yahoo!知恵袋
ご利用ありがとうございました。