IEでファイルをダウンロードできなくなった。ウイルスに感染してからだと思う。なんとかしてほしい
という症状で持込んでいただきましたFMV-BIBLO NF/G50。
さっそく状況の確認から。
まずは何でもいいのでダウンロードをしてみます。すると
ブッブー。ダメ。世界中で使われているFlashPlayerにウイルスが入っているそうです。
じゃー次はJAVA。
ブッブー。もしかしたらAdobe関連のサーバがウイルスまみれになっているのかも・・・という念のための確認で、試しに他のをダウンロード。結果はもちろんアウト。
さて、こっからです。
スタートメニューを確認していくと
なんとも哀れなSystem Care Antivirusの残骸が・・・(笑)
しかしプロセスをチェックするもウイルスが活動している様子はなし。実行ファイルもすでに削除済みみたいです。
それならばとツールを使っておんどりゃー!してみた結果
大量の感染ファイルGET。。。(笑)
問答無用で削除、再起動してIEの動きを確認してみますが変化なし。ここまでは予想どおり。
ここから一気にいきます。
初っ端から気になっていた画面右下のセキュリティソフト。管理画面を開くとKingsoft AntiVirus 2011の文字。
ウイルス感染前から入っているセキュリティソフトですが、私の読みは
ウイルス感染 → お客様が手動削除 → Kingsoft AntiVirusが復活 → 中途半端に動き始めてIEの動作を狂わせる
というもの。しかもこのKingsoft AntiVirus、Internet Security機能も付いているみたいですから、ますます怪しさMAXでしょ。
そんな胡散臭いセキュリティソフトはアンインストール!すると・・・
「ウイルスが含まれていたため、削除されました」
変化なし。。。
アドオンを全て無効、ブラウザをリセット、再度ファイルをダウンロードしてみるもダメ。
弱ったなぁ。もう思いつくものが全然なし。
アイツを除いて・・・。
そう。
システムの復元
出したくなかったんですけどね、どうしてもってときは仕方なしです。お客様にウイルスに感染した日をお尋ねし、迷わず復元実行!
復元後はソッコーでウイルスチェック。見つからないのを確認。あとは諸々の動作チェック。IEのダウンロードは見事に復活。さすがシステムの復元最強伝説です。
Windows Update、java、adobe reader、flashの更新を実施し作業完了!
ご利用ありがとうございました。