iBookなんだけど、たちあがってくれない。最悪データだけでも取り出せたらと思うんだけど、Macは対応してる?1番良いのはまた起動してくれることなんだけども。
というお問い合わせ。
最近Macは結構自信あったりするんです。
まずはハードディスク診断から
WindowsにしろMacにしろ、電源は入るのに起動してくれないパターンはハードディスク故障の可能性があるんですよね。だからハードディスクを取り出してチェックしてやんないといけないんです。
で、この機種はというと、ハードディスク取り出すのが手間だったりするわけで。
Mac系はどれも分解がハード
そーなんです。ムズイんです。
まあ詳しい解説は「iBook G4 分解」でいくらでも出てくるから省くとして、流れは大体こんな感じ。
MacのデータにはUbuntuからアクセス
取り出したハードディスクはMacがあればMacに。なければUbuntuマシンに。当店はまだMacに完全対応していないためUbuntuです。貧乏がいけないんだ!
肝心のハードディスクの健康状態はというと
正常。う~ん。。
ということはディスクを使ったシステム修復かぁ。
こりゃお客様の希望の形に持っていけるかも。
Macのデータ取り出しはアクセス権でつまづく
戻して組み直す前に、最悪のケースに備えてデータを取り出しておきます。
ただ、MacからUbuntuを使用してユーザーデータにアクセスした場合、アクセス権の問題が立ちはだかるんですよねえ。
必要な権限がありません
という具合に。要は、見ちゃや~よ!ってこと。
このあたりの詳細は
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5mmさんとまったく同じです。
WindowsマシンからMacのデータを取り出す
え!?ubuntuでもダメなのにWindowsからやんの??
ってツッコミ満載ですが、そーなんです。Windowsでいけちゃうんです!
やり方は簡単。MacのファイルシステムHFS+に対応したデータ復元ソフトを使うんですねー。
当店が使用したのは、まんま画面の雰囲気からも分かるようにminitool power recovery。
フリーツールとしてネットから拾えますから、Macのデータ取り出しで困ってる方は試してみてください。
OSXのシステム修復はディスク起動必須
10GB程度のデータを取り出してあとは、ハードディスクを戻して元どおり組み上げます。
そして一緒にお預かりしているOSXの起動ディスクを使って修復を試みますが
起動ディスクが止まる罠発生。。。
やる前から実は嫌な予感してたんですよねぇ~・・・
10年以上前の製品だし、CDドライブ絶対あやしいよなぁ・・・って。
そしたら案の定このざまですよ。
慌ててネットで調べるも、どのサイトにもすぐCDドライブが壊れるとの記載アリ。おまけにディスクが出てこなくなるとのこと。
まさか。
ブルータス、お前もか。
諦めも肝心
起動ディスクNG、外付けドライブもNG、セーフモードはダメ、打つ手なし。
当店にはこの画面を打ち破ることができませんでした。
お客様の第1希望にはなりませんでしたが、セカンドベストということでデータをお渡しして作業完了。
ご利用ありがとうございました。