コンニチワー!パソコンうごかなくなっちゃった!!
というご相談。
当店、たまーに外国のお客様がいらっしゃるのですが、今回もなんちゃって英語と通訳アプリでなんとかご依頼をお受けすることができました。
たぶんパソコン用語と英語って親和性が高いんだと思います。横文字がそのまま通じたりしますからね。でもってお預かりしたのが、こちら。
状況確認
日本人には馴染みの薄いMSI製ノートパソコンですけども、海の向こうではAcerやらASUSやらMSIやらのパソコン部品メーカーさんが作ったパソコンがバンバン売れちゃってるんです。日本人にありがちなブランド志向はあまりなく、単純に使えるか使えないかで判断する潔さは飽食の日本人にも見習ってほしいところかもしれません。私の感覚からすると、MSIノートパソコンはもちろんアリです。NEC、Fujitsu、VAIO、dynabookと並んでたら・・・私ならDELLを選びますね!
なんでやねん!
そこはMSIちゃうんかい!
まあ、要は日本メーカーブランドは選びませんってことです。ここで大事なのは日本製ではなくて、あくまで日本メーカーブランド。中身はふんだんに中国台湾韓国の部品が使われてるはずですからね。各メーカーの技術がどこまでパソコン本体に活かされているのかなんて、もう正直謎の領域です。これだけ中台韓の部品屋さんが幅を利かせてる現状からすると、日本はもう先進技術立国ではないのです。残念ながら。おそらく修理屋してる人間は大体そう思ってるんじゃないでしょうか。中国製はヤバイっていまだに敬遠する人多いですけどね、実はすげぇーのよ。。。
だって、キーボードがレインボーなんだもん(笑)
さあて、修理の話に戻しますよー。このままだと日本がヤバイって話になりそうだから(笑)
まあ・・・笑えないか。
電源入れるとソッコーで自動修復が始まる。SSDの機種ですからほんとソッコー。
Preparing Automati Repair
SSDだからソッコーで自動修復無理でしたー!となる。
あーそうですか。ふーん。じゃあオプション画面しかないっすよねーってことで、システムの復元やらその他あれこれ試してみるも、どれもアウト。
つーかですね、これもう中身がメチャクチャなんですよ。なぜか。お客様もそれを察していたのか、初期化しないで直るかどうかやってみるという私に「もう初期化していいから。初期化OKだよ!」としきりに言ってたんですよねぇ。だからかあ。
パソコンの中身がおかしいので、案の定ファクトリーリセット(工場出荷時リカバリ)もダメ。
起動しなくなったWindowsはスッカラカン。リカバリイメージもスッカラカン。
Windows10の再セットアップ作業
こういうときはもうWindows10の純正ディスクしかありませんよね。ちゃんと英語版で再セットアップ。
どうしてこうなったんだか、謎しかありませんが、お客様が笑顔で帰っていったのが印象的でした。笑顔は感染する。
ご利用ありがとうございました。