何度かご依頼いただいたことのあるお客様から、パソコン使ってるとおかしくなる、なんとかしてよ、とご相談。
お預かりしたのはdynabookの高性能シリーズ、Qosmio T750/T8BSです。
電源が入ってしばらく使える場合は?そう、ほっともっと
全体を眺めてみると裏側の吸気口はファンが見えない状態。
あぁ・・・やっぱ!?
でもさすがにこれだけで決めてしまうのは乱暴なので、電源を入れて温度を確認してみると
なーんもしてないのに80度オーバー。間違いないっしょ。じっちゃんの名にかけて!
Qosmioシリーズの分解は結構めんどい
今回はファン交換でもグリスぬりぬりでもない、純粋な内部クリーニングですね。じゃ、いっちゃいましょう。
まずはひっくりかえしてネジを全部外しまーす。
表返ってキーボードをひっぺ返して
キーボード下のネジを外してメイン基盤御開帳。
分解はここからが山場
CPUファンを掃除するためにはメイン基盤を丸裸にする必要があるので、意味不明な鉄板を取り外しにかかりますが
なんでこんな作りになってんの?ってくらい苦労。。。
鉄板を取っ払うためには背面のネジ2本を
そして先に液晶画面を外して
やっとこさ鉄板地獄から解放される、と。
あとは電源ケーブルを慎重に外せば
こっちのもん。
目詰まりした吸気口をキレイに。
CPUファンの排熱口は
水洗いでぴっかぴか。
パソコンの高温は万病の元
全体的にホコリを取り除いたところで、元どおり組み直しスイッチオン。温度を確認すると一気に30度近くも下がっちゃってこのとおり。
負荷をかけても、もう電源が落ちたりフリーズする心配はありません。
完璧!
ご利用ありがとうございました。