BUFFALO LinkStation LS-X2.0TLJ 認識しなくなったNASのデータ復旧

認識しない2TBのLinkStationがあるんですけど・・・御社のところは以前から気にはなってて・・・でもやっぱり結構な金額になりますかね?

と、なんとも探り探りなお問い合わせ。

よくよくお話を伺うと、認識しなくなったのは数か月以上前で、(広島では有名な)ウィンゲットさん始め、いくつかの業者に診断見積りしてもらったことがあるそうで、どこも見積額は10万超えだったとのことでした。

あまりの高額見積り連発に、データのことは考えられなくなり、しばらくNASはそのままにしていたということですが、ふと当店のことを思い出し、今回のご連絡につながったという経緯です。

まぁ、そりゃ15万~35万までの幅で各社から見積りを出されると、疑心暗鬼になってしまいますよねぇ。たしかにそういう大手業者さんにくらべると、うちは高額になったとしても高が知れてますけども・・・。う~ん、ただあまりに重症だとどうしようもないわけで。

とにかく持ってきてみてください、悪いようにはしませんからってことでお持ちいただきました。LinkStationのLS-X2.0TLJです。

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NASは高くなって当たり前という風潮

データ復旧業界の闇とまでは言いませんが、どこかでNASのデータ復旧は高くても仕方ないよねという暗黙の了解みたいなものがあるような気がします。NAS使うくらいなんだからすっげー大事なデータ入ってんでしょ?みたいな。足元みて商売してる感じ。

だから今回のようなNASでしかも2TBの容量だったりすると、診断するまでもなく最低10万~という金額が出ることもあります。

でもそれは仕方ない面もあって、お客様とトラブルにならないために、事前に費用の最大値を伝えておくことも、自分を守る術として、そしてお客様のためとしても大事なところで、一概に10万円超え見積りを批判するわけじゃありません。当店だって10万前後の見積りを出さないわけじゃないし。

でもね、今回に限って言えば、ヘッドの物理故障で復旧費用30万円とかには絶対になることはなく、当店診断で不良セクタありのよくあるデータトラブルですね、というレベル。データ復旧業界的な言い方だと、通常の物理障害ってやつでしょう。

それを業界的には重症のヘッド不良ヘッド障害にしちゃうんだから、この業界が怪しい目で見られてしまうのも、致し方ないところなのかなぁと思ってみたり。やれやれ・・・。

復旧作業記事なのに、データ復旧業界に対する怒り爆発記事になってしまって、どうも恐縮です。。。

さて、じゃあ初っ端のバラしから!

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やってるとどうしても分かるのが、それが分解済みなのかどうかということ。人の手が入ると、どうしてもツメの噛み合わせが甘くなるんですよね。こりゃたしかに見積りされてる。

作業期間は3日間。

不良セクタのハードディスクからうまくデータ抽出してやればこのとおり

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ご家族の約10年分の写真が復活するわけです。
締めて6,000枚超。まるまる戻せてよかった。

ご利用ありがとうございました。