外付けハードディスクのファイルを開くことができなくなった アクセス許可がありません

パソコンが修理から返ってきたから、今まで使っていた外付けハードディスクをつなげたんだけど、そしたら中のファイルを開くことができなくなった。なんとかして。

という症状でご依頼いただきました。
アクセス権と所有権の設定だろうなーってことですぐに終わる作業だと思い、軽い気持ちで出張サポートに伺います。

予め外付けハードディスクに保存しているデータ量をお尋ねしてはいたのですが、実際に現地でデータ量を確認すると

900GBオーバー・・・!!!!!

う~ん。。。
今日帰れないかも(笑)


この時点でお客様宅での作業は諦めるべきなのですが、モノは試し。50GBのフォルダをチョイスし、アクセス許可と所有者の変更を実行。

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1時間後。
もちろん終わりません。しばし上を見上げ、今後の方針を考えます。

考えがまとまったところでお客様に持ち帰り作業とさせてくださいと打診。この時点で3日程度で終わるかなぁと安易に考え、お客様にもそのように伝えてしまったのですが・・・それが後に禍となることに。

さて、店舗で腰を据えて作業に取り掛かります。
ファイル数が少ないフォルダはアクセス権設定のダイアログ画面からクリック数回でやってもいいのですが、問題は今まで自動バックアップで撮り溜められたシステムファイルが800GB分詰まったフォルダ。

なんとファイル数、数百万ファイル。もしかしたら桁がもう1コ上だったかも。

1万円札10枚で10万円を数えるのは簡単ですが、1円玉10万枚で10万円を数えるのは死ぬほど苦労しますよね。それがコンピューターだろうとやっぱり同じように死ぬほど苦労するわけで。

始めは何も考えず設定画面からアクセス権の変更を行ってみましたが、しばらくして・・・

20130906_permission_01

ファイルのパスが256文字を超えるものが引っ掛かり始める。なんとも鬱陶しいですが、何度かクリックしてやり過ごしてみます。

が、100回クリックしたくらいで心が折れました。。。

ずっとこのパソコンの前に座っておくことは出来ません。作業料金的にも肉体的にも時間的にも当店の営業的にもです。

エラー表示で処理を停止させず、自動で動かし続けるといえば
そう、コマンドです

takeownコマンド、icaclsコマンドで一括処理をすると

20130906_permission_02

モーレツな勢いでアクセス許可と所有者の変更が行われていきます。さて、あとはこれが終わるの待つだけなのですが

3日後。

約束の日ですが、終わる気配みられず。仕方ないのでお客様にご連絡。

7日後。
1週間経ちましたが、まだ動き続けています。処理スピードは変わらず。

10日後。
ようやく終わり。ファイル数が数百万単位となるとここまでいくものなんでしょうか。それとも256文字ファイルが足枷となったか。

20130906_permission_03

なにはともあれ、時間は掛かりましたが無事お客様に納品。きっと喜んでいただけたのではないでしょうか。自分でそんなことを言い切っちゃう、それくらいの達成感でした今回は。
ご利用ありがとうございました。

そういえば、このたびのお客様は口コミでのご紹介ということでした。当店の人気もまだまだうなぎ上り!
今度とも宜しくお願いいたします。