DELL Dimension 4700c 「フォーマットしますか?」と表示されてしまう症状のデータ復旧

パソコンが起動しなくなった。修理してほしい

というわけで持ち込んでいただいたDELL Dimension 4700c。
あまり高額になるならデータを取り出すだけでもお願いしたいということで、お客様は準備よくポータブルハードディスクを持参されてました。

お客様のほうでも、コレがダメならこうしようあーしようと考えていただけていると、私としても大変やりやすくて助かります。

ではさっそく作業開始。
4700cの筐体をパカっと開いて中をグルっと見渡しますと、マザーボードに多数のコンデンサ不良。あっさり原因特定(笑)

2004年製のマザーボードを修理してさらに使うっていうのはまったくオススメできません。お客様もそのことを十分ご承知のようで


「じゃあデータを取り出してください」

とデータ取り出しに依頼変更。
4700cからハードディスクを取り出します。2004年ならIDEかなと思いましたがSATAでした。気持ちちょっとアップ。

「ハードディスクは大丈夫ですよね?」と不安げなお客様に「おそらく大丈夫だと思いますよー!」と気楽な私。作業用PCにUSB接続してみると・・・

「フォーマットしますか?」

なんてこったい!
たった今お客様にたぶん大丈夫って行ったばっかなのに。。。
ふぅ~ん。。。

状況をお客様にご説明。
お客様も動かなくなる前はよく勝手に電源が落ちたりしていた、ということなのでそのせいでHDDの管理情報を吹っ飛ばしちゃったってことなんでしょう。

というわけで、ここでデータ復旧へ依頼変更。

時間が掛かるのでお客様も一旦戻られます。

さて、一人になって落ち着いて状況観察。
USB接続している作業用PCの動きは問題ナシ、ハードディスクに接続しているUSB機器のアクセスランプもおかしくない、ディスク自体から変な音もナシ。

これらのことから、もしかしたらファイナルデータさんでいけるかもと思い立ち、試してみることに。

というのもこのファイナルデータさん。ネット上では評判が思わしくないんですよね。使えないソフトといえば真っ先にこの名前が挙がってしまうってくらいに。ただどのソフトにもやっぱり向き不向きがあるわけで。使い分けが大事ってことですね。

今回のような比較的軽い「フォーマットしますか?」病であれば

20130513_data_recovery

こーんな風に、ほぼキレイに戻してくれます。
一部リネームさせてくれー!というメッセージがありましたが・・・。たしかiTunesの同期フォルダのファイルだったかな。

50GBほどで復旧完了。お客様に再度ご来店いただき、確認後OK!
ご利用ありがとうございました。

今回の記事で初めて具体的なソフト名出しちゃったんですが、正直出していいのやらどうなのかって考えたんですよね。この記事が検索にヒットして、それでファイナルデータ買って復旧や復元をやられる方が出てしまうんだろうなーと。

でも、今回撮った写真がおもいっきりファイナルさんだったので仕方なく。。。(笑)

なので、データ復旧やデータ復元にこのソフトを推奨するわけではありません。
今回みたいな比較的軽い症状なら、このソフトでもいけるかなー?と思って使用しただけです。重症の「フォーマットしますか?」もあることをお忘れなく。

最後に。
データ復旧依頼でこのソフトを使うことはまずありません。